来年4月からの医療にかかる費用の議論が始まっています。新たな技能、技術の進展にともない医療費全体は上昇傾向にありますが、その財源には限りがあります。そこで節減できる部分として「後発医薬品」の使用促進策を取っています。「後発医薬品」とはお薬を開発したメーカーの「先発医薬品」に対して一定期間の「特許切れ」に伴って同じ成分のお薬をほかの製薬会社が製造したお薬です。TVのCMで高橋英樹さんや黒柳徹子さんが「ジェネリック」と言われている物です。それには「開発費用」が不要なので「安い」価格が設定されています。基本的には先発医薬品の40~50%安くなっています。小児医療環境では「公費助成制度」があり個別には「安い」実感はないかもしれませんが「医療費」全体では大きな節減となり国、保険者は強力に推進しているところです。

福山市薬剤師会