リンゴ病(伝染性紅斑)とは、ほっぺの左右がりんごのように赤くなる
ことからの通称です。原因は「ヒトパルボウィルスB19」というウイルス
ですが毒性はさほど強くなく多少の熱(38℃)が出る方も10人に1人
くらいです。通常潜伏期間1~2週間で症状は4~7日で治まります。
このウイルスに効果のあるくすりはありません。
ほっぺに続いて全身に紅色の丘疹が出て、この時期にかゆみがひどくなる場合があり、「かゆみ止め」の軽いおくすりが使われることがあります。
伝染性ですが症状が出た時にはもう感染力はなく、通園・通学も大丈夫です。
免疫関係のおくすりを飲まれている子供さんや、妊娠中のお母さまは医師にご相談してください。

福山市薬剤師会