お医者さんに診てもらったら、必要に応じておくすりが処方されます。そして今は、おくすりと一緒に、説明書やお薬手帳などによってその内容が確認できるものがいただけます。したがってお子さんが服用しているおくすりの量なども後から確認することもできます。ところがその書かれた量での勘違い例が、時折聞かれますのですこしお話いたします。粉薬の量の単位です。「〇〇mgと書いてあるのに遙かに多い」とか「おくすりは依然と同じ名前なのに量が(g)と(mg)となってしかも受け取った量はほぼ一緒だ。」などです。これは、多くのおくすりの成分は微量で十分の効果が得られますが、「味」「臭い」「使用性」「型」などに工夫をし、その微量に「衣服」を着せて作られています。そこで「衣服」を着た重さは(g)で表し、正味のおくすりの量は(mg)で表すようになっていて医師、医療機関によって異なる単位を使われることがあるということです。

福山市薬剤師会